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Roco Railjet AC版の問題 [車両]

今朝投稿した続き・・・。
RocoのRailjet製品の問題を二つ。
さっそく自分の情弱っぷりが出たのでそれは後ほど。

まずはダブルスリップの問題から。
ちょい分かりにくい写真だけどスノープローがセンターレールにヒットして止まる。
160717B_0001.jpg
スノープローが低すぎ、というか全体的に車高低いので純正ポイントマシンですら
ぎりぎりだった。

スノープローは単純に差し込まれてるだけなのですぽっと抜ける。
160717B_0002.jpg

少し差し込む側の先端を削って走らせる。
160717B_0003.jpg

4,5回繰り返してギリギリ通れるところまで削った。
160717B_0004.jpg

おそらく5mm以上削ったと思う。その残骸たち。
160717B_0005.jpg
一応スペアもあるけど若干形状が違う。

そして自分の情弱っぷりが出たものがこちら。
160717B_0000.jpg
てっきりカタログには同じページに出ているのでカプラーの事を気にしなくて良いと
思っていたけど、実際は室内灯付きモデルは全車両通して通電カプラーだった。
代わりのカプラーが付属したりもしない。
機関車の方は前にも書いたとおりAC版はこれしか在庫がないので選択肢は
ないわけだけども、通電カプラー付きではない。

ここで、RocoのRailjet 2016年版を整理してみる。
2016年カタログのRailjetのページ。
160630A_0000.jpg

RocoのRailjet 2016年版には以下のものがある。
まず機関車であるRh1116 Taurusは・・・
・73232 DC アナログDCモデル。
・73233 DC サウンド付きデコーダありのDCCモデル。
・79233 AC サウンド付きデコーダありの三線式モデル。
・73234 DC サウンド付きデコーダありのDCCモデル、カメラ付き。
・79234 AC サウンド付きデコーダありの三線式モデル、カメラ付き。

次に客車が
4両セット
・64178 DC アナログDCモデル。
・64179 DC デコーダありのDCCモデル、室内灯付き、全車通電カプラー。
・64180 AC デコーダありの三線式モデル、室内灯付き、全車通電カプラー。
3両セット
・64181 DC アナログDCモデル。
・64182 DC DCCモデル(デコーダは64179任せ)、室内灯付き、全車通電カプラー。
・64183 AC 三線式モデル(デコーダは64180任せ)、室内灯付き、全車通電カプラー。

このうちTaurusの73233、79233はエレクトリックカプラーつまり
通電カプラー付きとカタログに小さく書いてあった。
さらにカタログには全車NEM362カプラーポケットと書いてあるけど違う。
室内灯モデルにはNEM362は存在しない、すべて独自の通電カプラーになっている。
(制御車のみ2編成組み合わせ用にNEM362がある、これの事か!)

自分が購入したのは79234と64180、64183。
つまりこの組み合わせは間違っているという事になる。
しかし79233は前に投稿したけど工場出荷終了済みとでかく書いてある。
ドイツ語で写真にかぶるように書いてあるものがそれ。
RocoHP_79233.jpg

しかしカメラ付きACモデルである79234はまだ発売中で実際買えた。
RocoHP_79234.jpg

両方のページを良く見比べるとSuitable itemsが違う事に気づく。
これとカタログを良く見てれば間違わなかった。
しかし間違いに気づいていたとしても、もう売っていない。

実際通電カプラー搭載のTaurusはどんな外見かと言うとConradにあった。
e-coupler.jpg
引用元:https://www.conrad.at/de/h0-jd-e-lok-rh-1116-railjet-dc-digital-497877.html

完全にこれのAC版を買わなければいけなかった。
自分の買ったカメラ付き79234はACモデルで、ACモデルの客車は室内灯付きモデルしか
ないわけだからなぜこれだけ通電カプラーじゃないのか・・・。なぞだ・・・。
しかし後の祭りだから前向きに考えることにする。

スペアパーツリストを見るとやはりこんな通電カプラーは自分のものにはない。
79234_PartsList.jpg

公式サイトから落とした79233のスペアパーツリストを見ると・・・。
79233_PartsList.jpg
あった、33と34が通電カプラーのスペアパーツになる。

という訳で自分で79234を改造する事にした。
公式HPからは去年は出来なかった日本への発送が今年になって出来るように
なっていたのでスペアパーツも送ってくれるはず!という訳で早速注文。
roco_spareparts.jpg
他にも壊れそうなパーツなども注文しておいた。
自分で機関車側の配線が出来るかわからないけど、連結は出来るようになるはずだ。
届くまでにレイアウトも作ってしまおう。

こう考えるとDCCモデルのAC三線化もスペアパーツを買えば簡単に出来る事がわかる。
たとえばRocoのČD RailjetのACは出ていないので同じTaurusから流用すれば
AC化が簡単に出来る事がわかる。ギアも変えないといけないけど。
そこでJägerndorferと言う選択肢も出てくるわけだな。

しかしまだまだ悩みはありそうだけど・・・。
日々精進。
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Roco Railjet 79233.64180.64183 が届く [車両]

もう何度書いた事か、自分が鉄道模型を数十年ぶりに触るようになってから
ずっと欲しいと思っていたオーストリア連邦鉄道ÖBBのRailjetが到着。
去年はじめの予定ではHobbytrainとFleischmannで揃える予定だったけど
結局考えが変わってHOになってしまったので予約をキャンセルし
すでにこちらの記事で書いたようにたまたま見つけた所を即購入。

目的の物はModellbahnShop-Lippeでは予約のままだったので本当に入荷してるのか?
ドイツから直接だと現物が見れるわけでもないので賭けっぽいけど、間違ってても
死ぬわけでもないし、海外へ送り返すのもカメラ機材で一度経験済みなので大丈夫。
ちなみにその時は向こうのミスで違う商品が届き、送り返す前に正しい物を送ってくれた。

今回はNゲージでも何度か購入しているDM-Toysだけど、元Modellbahn Unionの
ネットショップになるので場所もドルトムントになる。
DM-Toys.jpg
時差もあるけど8日で届いてるのでここの所早い。なぜか日本の税関で時間食いすぎ。
DHLは若干暇でも税関は最近の円高で忙しいのだろうか。

NのDM-Toysさんは実はパッケージングがあまりよろしくない。
しかし今回元Modellbahn Unionからはほとんどつぶれていない箱で届いた。
160717A_0001.jpg

中身も梱包材で完璧に敷き詰められている。
160717A_0002.jpg

これはNの方でも入っていたカード!
あとなぜかModellbahn Unionのコースター。面白い。
Invoiceは間違いない型番で記されている。
160717A_0003.jpg

下には車両が、肝心な機関車の外側へ梱包材がないけど無事だった。
今の所届くものに蹴飛ばされたりした形跡はないのでこれでも大丈夫。
160717A_0004.jpg

出した車両のケースにも間違いない型番が記されている。
なぜLippeにはないのか?単純に予約すると受注生産するのだろうか?
160717A_0005.jpg

客車セットにもACである事をあらわすシューとそれぞれ通電カプラーが搭載されていた。
このセットはすべて室内灯が標準装備なはず。
160717A_0006.jpg

Railjetのロゴの位置が新しい方なのでこれも正しい。
本当は初代ロゴが欲しかった、今年JägerndorferがAC版を出す予定になっている。
160717A_0007.jpg

Rh1116 Taurusを出す。
前回RocoのBR03.10はリッチモデルだったけど今回は標準的だと思うので
パッケージングが普通。というかNから比べたら豪華。
160717A_0008.jpg
これで標準モデルの価格がNと変わらないっておかしい。

出してみると、カプラーはループカプラーで客車とは通電しないようだ。
単体で販売してるからそりゃそうだ。
もうSpiritなんたらは付かないらしく、ロゴと一緒に寂しい限り。
160717A_0009.jpg

FleischmannのRh1216 Taurusと比較。
実車でも3電源対応の1216と全長が違うので縮めたように見えるけどこれで正しい。
160717A_0010.jpg

こうしてFleischmannと比べると色合いがだいぶ違う。
Rocoはもっとマットな感じ、同じグループ会社でもさすがに塗料までは統一してなさそう。
160717A_0011.jpg
バッファの所にSiemensとKraussMaffeiロゴが入ってるかと期待したけど
Siemensだけだった。KraussMaffeiの歴史もすごいのでそのうち書こう。

付属品はバッファやスカート部分など、壊れやすい物が入っている。
160717A_0012.jpg

裏側をチェック。シューの位置が若干中央よりになっている。
右側の台車にWiFiのSSIDとパスワードが書いてあってびっくりした。
160717A_0013.jpg

なぜWiFiかと言うと、これはカメラロコだったりする。
窓のなかにカメラが仕込まれていてz21の売りであるキャブ運転が出来る。
HOならカメラ付きじゃろう!
って思ったわけじゃなくて在庫のあるACがこれしかなかった。
160717A_0014.jpg
あと先日知ったけどカメラ搭載モデルはWiFiで映像を送るのでz21の本体がなくても
z21アプリから直接コントロールできるようで本体なしのカメラロコスターターセット
が存在する。確かにもう機関車すべてWiFiでいいんじゃないかって思う。

そして組み方間違ってる!って思った人がどれだけいるのか分からないけど
自分はあせった。

実車でもRailjetはTaurusから客車にかけてカラーリングが統一されている。
そのため前方と言うか先端がどちらか決まっているけどこのカメラが
仕込まれている側は客車側になる。
キャブビューなら逆だろ!って思ったけど、実際にRocoのHPを見てみると
これで正しいようだ。
おそらくキャブビューするようなケースでは全体を見る事が少ないので
レンズの目立つ方をわざわざ前にしなくても良いと言う考え方なのかもしれない。
キャブビュー見たい時は逆に連結してね!って事だ。

取り急ぎ制御車のACとデコーダの確認のため暗くして撮影。
間違いなく欲しかった型番だった。
160717A_0015.jpg
そして控えめな室内灯がすごく良い!良く見る日本型のNゲージで室内灯搭載車
を見るとギラギラしてて、もし同じ感じならいらないな~って思ってたのでうれしい。
正直明るい所だと点いているのか分からないくらいで良い感じ!
そして驚いたのが室内の作りこみ。HOにして良かった~。
コストパフォーマンスよすぎる。

AC版セットたちはLippe以外も予約状態だけど、おそらくもう買えるかもしれない。
ググると5月に購入したと言う人を発見したのでやはり受注生産なのかもしれない。
だけどその人だけ・・・。

とりあえずの開封チェックで走行テストなどは後日。
実はもう制御車がダブルスリップを通過出来ない事がわかったので改良しなければ。

最後に一緒に入っていたメッセージ。ドイツ語だけど。
160717A_0015.jpg
Nゲージ専門店だったのでもうお世話にならないはずだったのに、Modellbahn Unionと
一緒になり、またこうしてすぐ購入するようになるとは思わなかった。ありがたや。
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