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メルクリン K-Gleis ガタガタ対策とまさかの不良品 [Märklin いろいろ]

最初のダブルスリップ調整の時にも気になっていた車両が結構ガタガタする問題。
もう少し何とかならないかと思い修正する事にした。

まずは自分がMärklin K-Gleisで行くと決めたきっかけの一つである動画から。
Die alten Signale in Brig by Loetschbergbahn

この方のレイアウトは広大で車両も膨大な数。
撮り方も良く、しっかり音を拾っていて欧州鉄道模型に興味を持ってから何度も見ている。

この動画はダブルスリップが連続していてかつ直線状に見える位置なのでどのくらい
ガタガタするかの参考にもなる。
見ているとガタガタの度合いが車両によってだいぶ違う。

おそらく車両によってメーカーが異なり、フランジや車輪間の広さによるのだと思い
ググって見るとこのサイトが参考になる。
http://www.stayathome.ch/rad_und_schiene.htm
Flange.jpg
Märklinの規格はNEM340でフランジの高さはMax1.35。
その他の主に二線式で一般的なNEM310は高さMax1.2。

こう考えるとMärklin車両はポイントのフログ付近の線路が途切れる区間ではフランジで
車両を支えてるのではないかと思う。
実際K-Gleisの線路の途切れる区間は一体成型で丈夫に出来ていて若干浮いている。
それが作りの悪さに最初見えたのだけど、フランジを考えると正しいように思える。
ガタガタする車両はおそらくNEM310フランジでその場所で落ち込んでいる
のだと思う。そして自分もRoco製なので同じ感じになる。

あと、この方の動画で気づいたのが一瞬ショートしてるのにシステムは落ちていない事。
下の画像の箇所でシュー部分に青い光が出てパチっと音がする。
160718A_0000.jpg
これ自分が遭遇した問題と同じでシューがダブルスリップでレールに
接触しているか、車輪がセンターレールに接触しショートしている。
ブースターで管理してショートの有効時間を長めに取っているのだろうか?
z21にはない機能だ、z21はこんなショートしただけでシステムを落とされてしまう。
やはりCentral Station 3はWish List上位に入れないとだめかもしれない。

ここまでを総合するとMärklinは色々と遊びが大きく、緩い管理にする事によって
ユーザーにネガティブな印象を与えないようにしてる感じがする。
これが良い事なのか悪い事なのかは人によって印象がかわる。
自分は正直歓迎したいけど他社製を使うと意味がなくなってしまうので急に工夫が
必要になってしまう。しかしそれもまた模型の楽しみだと思う。

さて、同じそのダブルスリップで自分のRoco製車両がガタガタする対策をしたい。
ついでに実はRh1116 Railjet Taurusが右ポイントで脱線するのを何とかしたい。
160718A_0001.jpg

マスキングテープを使って隙間を埋める作戦。
160718A_0002.jpg

こんな感じで埋めていったらNEM310フランジでも問題なくなった。
ただNEM340フランジが通過する時に逆にガタガタするはず。
160718A_0003.jpg

次に古典的な方法でフログ部分を転写して・・・。
160718A_0004.jpg

その紙をスキャンしてAdobe Illustratorで原寸大で編集しプリントしてこんなものを作る。
160718A_0005.jpg

当然きれいにはまる。
160718A_0006.jpg
これを後ほどケント紙でプリントして約0.4mm厚で作成する。

そうこうやっている途中で気づいてしまった・・・。
なぜRh1116が右ポイントで脱線するのか・・・。
160718A_0009.jpg
良く見たらガードレールがない!!!こりゃ脱線するよ!
BR03は良くこれで脱線しなかったな~、すんごいガタガタしてたけど。

はじめてのMärklinでいきなり不良品がやってくるとは運がいい!
当然ModellbahnShop-Lippeへメールで連絡。
この写真を添付して「パーツが一部ないからパーツだけ送って。」と。
160718A_0010.jpg

すると簡単だけどやさしい返事が!
メーカーへ発注しとくよ。と。
LippeMail.jpg
ただし、ただで送るとは書いてない。
一応Märklin公式でもスペアパーツを注文出来る事が分かっているので
だめでもなんとかなるし、どのみち送料はかかるから問題ない。

前回のRailjetのスペアパーツと合わせて、2度もスペアパーツが来る事になると言う。
自分としてはかなり祭り状態で楽しい!
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