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DCC いろいろ ブログトップ
前の10件 | -

Blue Rail Trains:Bluetooth smart train control system. [DCC いろいろ]

メモ的小ネタを。
面白いものを発見した、こんなものがあったなんて。
BlueRailTrails.jpg
http://bluerailtrains.com/

Bluetoothで車両をコントロールするシステムで、元々BachmannのE-Z Appと言う
同じくBluetoothコントロールのシステムを作っていた会社がそのまま同じ内容で
単体発売した模様。

バッテリー搭載も可能で、デッドレールシステムがある。
Tam Valley Depotにもあるけど、こちらはトランスミッターをDCC/DCシステムの
コントローラーにつなぐ方式。

まず4月にアメリカで、そして先月UK、EU、オーストラリアとニュージーランド
でも無線の許可がおりた模様。日本では使用出来ない。

RocoのWiFiモデルの一部がまさに無線のみでコントロールできるけどBluetoothが
あったなんて・・・。
Rocoも日本の技適ちゃんと取ったWiFiモデル出してほしいな。無理だろうけど。
そしてうちのWiFi TaurusはどのみちWiFi飛んでないと言う不良品。
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Gaugemaster AutoFrog [DCC いろいろ]

DCC界隈も新しいものが続々登場。
英Gaugemasterからフログ用自動極性反転モジュールDCC80発売開始。
Gaugemaster DCC80 DCC Autofrog
Gaugemaster_AutoFrog1.jpg
見た感じすごく小さくて5.5GBPと言う低価格。
PecoのPL-13が使えない環境だったら間違いなく一番コストがかからない。
EU離脱問題もあって円高が激しいのでお買い得感ありすぎ。
FrogJuicerはたびたび25%オフなどやってるけど、それでも高く見えてしまう。

使い方は他の自動反転モジュールと同じ。
Gaugemaster_AutoFrog2.jpg

追記(2016.07.27)
動作原理を解読した書き込みのフォーラムを発見したのでメモ
http://www.ngaugeforum.co.uk/SMFN/index.php?PHPSESSID=86b1a08b8973fd5fea7a058e4f249a53&topic=33870.0
FrogJuicerと違うらしい。 他のフォーラムでは信頼性が低いと書かれていた。

そんな中自分は邪道とも思える魅惑の三線ワールドを開始するのでもう関係ない。
フログを気にするよりもシューのノイズや二線式車両の三線式化について最近調べてる。
Roco車両でも新しいのは割と簡単に出来る事がわかったのでいつしかチャレンジしたい。

そして現在の個人輸入状況。
いつもお世話になっているModellbahnshop-Lippeからは
K-Gleis周りや型落ちの25%オフされた機関車がやってくる。
DHL_Lippe.jpg
今回は珍しく悪名高くなってしまったDHLパーセルセンターのあるザウルハイムを経由せず
ロートガウのセンターを経由したためフランクフルトへ着くのが早かった。
たぶんもう空の上。

そしてもう一つ前回の投稿で書いたDM-Toysの元Modellbahn Unionの方から。
DHL_DMtoys.jpg
まだパーセルセンターへもついていない電子的な登録のみ。
と言うか出荷されたけど本当に在庫あったんだろうか・・・。
他店はまだまだ在庫ありにはなっていなくて予約受付中のまま。
到着してから違うってなったら面倒だな。
送り返すなら一度やった事のあるFEDEXの着払いで送るけど。
とは言え楽しみすぎる!

ちなみにDM-Toysの.netの方はログインすると海外在住の場合は自動的に
全部のリストの価格からVATが引かれて表示されるので便利。
しかも300EUR以上は海外でも送料無料になる。
それでもDHLのPremiumで送ってくれるので素晴らしい。
.deの方はVAT引いて表示されないし結局決済しても免税してくれないから
元が安いとはいえNスケールではちょいと割高。
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DCC書籍初購入 [DCC いろいろ]

最近仕事が忙しくなりはじめて、毎年恒例の年末まで危険な予感。
もう随分と行っていないので7月に旅行を無理やりいれたい。

そして今更だけどDCCの入門書を買ってみた。

「DCCで楽しむ鉄道模型」
160611A_0000.jpg

理由は単純にDCCの基礎を再びちゃんと学ぼうと言う所と、最近調べているリバースや
デコーダの働きについてちゃんとした説明が読みたかったため。

すでに出版から7年も経っているので、おそらく自分が一年間ネットで調べ上げた
情報量の方が多いだろうと予想してたけど・・・。その通りだった。

書評のようになってしまうけど、ざっくり読んでみた感じは。
全体としてはすごく丁寧にまとめられていて基礎的な本なのにちゃんとアナログ車両の
改造まで紹介されていて、それなりにこれを読めば自分もすんなり始めたと思う。

デコーダを抜き差しですぐにアナログ車にも戻せる方法も出ていたり、すでに大量の
アナログ環境を持っている人にもやさしいと思う。

そしてほとんどがKATOから出ているDigitraxのD101コマンドステーションで解説される。
日本語で完璧なサポートのあるコマンドステーションだと思うし、いま発売されている
D102でも問題ないはず。とはいえ7年たってもファンクションボタン増えただけか!
ってツッコミたくなる。(Digitrax製品は他にもたくさんあるけど、英語力必要かも)

自分が期待したデコーダとリバースの解説については、正直ネットに多く書かれている
内容と大差ないように感じた。

デコーダで自分が疑問に思っていた交直変換の場合。
「デコーダが交流から直流へ変換します」とだけ書かれていて。
リバースのレールの極性変換についても
「DigitraxのAR1かLenzのモジュールを入れれば大丈夫」と書かれていて
ショートした時に作動以外の細かい動作原理については書いていなかった。

確かに電気がまったく分からない自分はうんうんなるほどOKとこれで良かったんだけど。
だんだんと疑問がわいてきてデコーダが交直変換するならリバースの反転をレール側で
する必要ってなんなの?と言う素朴な疑問が沸いてきた。

そして、親爺ぃさんがきっかけとなり詳細に分かるようになったのだけど
ぶっちゃけDCアナログのリバースを基準に考えるから行けない訳で、そもそも交流で
反転する理由は他にあるのにそれが書かれている所が本にもネットにもないという。
(ネットはあるかもしれないけど見つかっていない)

良く書かれているのがDCアナログレイアウトだとこうしないと行けない所DCCだと
こうするだけで簡単!と言う所がアピールされている。
電気に詳しい方にはそれで良いんだろうけど自分のように交流もそもそも良く分かってない
人間には完璧なブラックボックスだった。

自分も100%理解してる訳ではないけど過去の記事にまとめてる。
「Hex Frog Juicerの働きとDCCリバースについて」
ブリッジ回路なども手書きの説明を頂いているので、そのうち図にしようと思う。

そしてDCCで重要なポイントの説明は基本的に選択式のポイントについてで
NはKATO、TOMIXのみで割りと詳しく説明していて、PECOと篠原も紹介されているが
HOのみ。HOは他にKATO、エンドウも紹介されている。
自分はPECOのElectroFrogをDCC化したのでInsulfrogの絶縁区間で車両がどうなるか
知らないのだけど、そのうちKATOやTOMIXのポイントをこの本の方法で試してみたい。

なんて書いてるとほんと買った意味あるのかどうかって感じがするけど・・・。
7年のブランクは大きすぎた。
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在線検知とHOミニレイアウト構想 [DCC いろいろ]

DCCメーカーのまとめメモついでに在線検知についても調べてみたら
種類も豊富で選び放題、信号機との連動はメルクリンほどうまく
行きそうにないけど、それでもなんちゃって自動化は出来そうな予感。

在線検知のためのDetectorのブロック単価を表にしている方がいたので引用。
ただし48ブロック分けたときの単価。
current_detection_options.png
引用元:
https://nscaleblog.wordpress.com/2015/03/11/exploring-block-detection-on-a-budget-vs-the-big-brands/

Digikeijsが一番安いと思っていたけど、意外とUhlenbrockが一番安かった。
しかしLittfinski Daten TechnikのDIY製品が必要なようだ。簡単だけど。
そしてやはりメルクリンのS88システムをDCCでも使うのが良いのかも知れない。

ちなみに自動制御はこちらの方の動画が見ていて楽しい


そして別の話題・・・
NゲージのDCCテストレイアウトがひとまず完成してしまい、ぼちぼち仕事が
忙しくなって来てしまったので去年同様な展開を予想。
毎年そうだけど年末に向けて加速し気付いたら2017年になる。
とりあえずDCC製品についてあとは予約している車両が発売されるのを待つだけだけど
欧州鉄道模型は2~3年単位で予定がずれるらしいのでいつになるか分からない。
今日はユーロが121円なので、今すぐ出てほしい!というストレスとの戦い。

そんな中前から考えてた事がひとつあって、Scissors Crossingのテストの時や
DCCテストレイアウトのポイントの動作テストの時に、長編成を走らせる目的で
作り始めたけど、この小さい空間を行ったりきたりするのもなかなか楽しい!
と思ってしまい。

Youtubeで見つけたTimesaver Shunting Puzzleと言うのがまた面白そうで、
例えばこの方すごい真剣にやっていてミスもしてるけど楽しそう↓

THE CLASSIC SWITCHING PUZZLE JOHN ALLEN'S TIMESAVER

もちろんHOでやってる人もいる。

レールのパターンも色々なようでJOHN ALLENさんのものでなくても楽しそう。

そして先日作ったモジュールは1枚予備があったので、そこにこのTimesaver的な
小さなレイアウトを作ってみようかななんて構想と言う名の妄想をしはじめた。
しかもちゃんと景観も作りたいな、と。

とりあえずSCARMで適当にごちゃごちゃにしてみたHOミニレイアウトを考えてみた。
HO_MiniLayout.jpg
レールはPeco Code75、たぶん本当にやるならここまでごちゃごちゃにはしない。
たぶんPL-10が裏に収まりきらない。

いつやるかは謎。
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DCC関連メーカーメモ [DCC いろいろ]

自分が調べていた車両以外のDCCを扱うメーカーについてもまとめようと思う。

完全独学なので間違っていたり勘違いしているものもあると思うので
読まれる方はあくまで参考と言う事でお願いします。
だいたいのソースはWikipediaか公式HP、または海外フォーラムです。
ご指摘、ツッコミももちろん歓迎です。

まずはドイツ語圏から--------------

Roco/Fleischmann www.roco.cc www.fleischmann.de
元々別々の会社だった両社、2008年にRocoの親会社であるModelleisenbahn Holding
がFleischmannを買収した。
本社はオーストリア、元々Rocoがオーストリアで1960年創業、Fleischmannがドイツの
会社で1887年創業。
両社ともにHO、Nゲージを販売していたが今はRocoはHOのみ、FleishcmannがRoco
のNゲージを引き継ぎつつHO、Nの両方。
現在デジタルシステムは共通化をはかっていてRoco製に統一されている。
Fleischmannの旧DCCシステムはUhlenbrockのシステムだった。

私の愛用するz21もRocoのシステム、操作を100%スマホかタブレットに依存する事により
価格をさげスターターセットにつく白箱のz21は車両レールこみこみで安いパッケージは
200ユーロ以下で購入する事が可能。
上位の黒箱Z21は単体販売のみで定価400ユーロ。
白と黒の差はインターフェースの数の違い。

DCCアクセサリーも豊富で便利だが、Roco10775デコーダでソレノイドモーターの
ポイントマシンを駆動するのは難しい。

Lenz www.digital-plus.de
DCC規格の元をつくったドイツの会社。
レンツさんはMärklinのモトローラ規格を作った人でもある。
製品は基本的にDCCシステムだが、Oゲージにも力を入れていて車両も販売している。
標準化はされていないがLenzでデコーダとコマンドステーションを組み合わせる事で
簡単にシャトル運転など自動化を楽しむ事ができる。
ただ個人的にはタッチパネルやスマホ、タブレットへ標準対応してほしい。
私はLS-150という定番ポイント用デコーダを使用中。
使っている人も多いので情報量が多く安心できる。

ESU www.esu.eu
大変メジャーなECoSと言うコマンドステーションやLokSoundと言った
サウンドプログラミングが出来るデコーダを扱うドイツの会社。
DCCアクセサリーも充実しているのでいつしかほしい。ECoS3がでたら考えよう。
今年ECoS用のAndroidベースのリモートコントロールも販売開始。

PIKO www.piko-shop.de
たぶんここで唯一紹介する東ドイツ生まれの会社。1948年創業
デジタルシステムはPIKO Digi-Fernというテレビのリモコンみたいなものしかないと
思っていたら今年PIKO SmartControlというAndroidベースのDCCシステムを販売開始。
たぶんソックリなのでコントローラはESUのOEMかもしれない。

ZIMO www.zimo.at
オーストリアのZIMOも小さいながら古くからデジタルシステムに取り組んでいる会社。
コマンドステーションやデコーダがメイン。
自分が持っているFleischmannのBR52蒸気機関車をJMRIで認識させるとZIMOのデコーダ
だった事が判明、サウンドが強いのかもしれない。

Uhlenbrock www.uhlenbrock.de
ドイツのUhlenbrockはIntelliboxで有名、コマンドステーションとDCCアクセサリーが
充実していてラインナップはESUと並ぶかもしれない。
ボタンやボリュームなどアナログインターフェースのあるモジュールをレイアウトに
あわせて組み合わせ、スマホやタブレットに頼らないインターフェースが作れる。
機関車やポイントの操作などDCCだけどアナログ操作感を重視できる。
ただ見た感じでかい。

Viessmann www.viessmann-modell.com
ドイツのViessmannもコマンドステーションやアクセサリーが充実。
信号機などもたくさんあるのでそのうち導入するかもしれない。

Märklin www.maerklin.de
ヨーロッパシェア1位なだけでなく世界的に見てもメジャーな鉄道模型会社。
HO以外にもさまざまなゲージを取り扱い、Nゲージは傘下のTrixが受け持つ。
Lenzの所でも書いたようにMärklinのデジタル化はDCCではなく専用のモトローラ規格で
DCCとは別物だけどサードパーティのデコーダやアクセサリーはDCCとMärklinと
両対応してる事が多い。z21もモトローラを選択する事は可能。

アクセサリーもとても充実していて前回ブログに書いたように設置して即対応。
とくにmfx対応と書いてある製品はコマンドステーションから認識しに行くらしく
アドレスなどの設定が自動化されている。
DCCと言うかLenzのRailComもそれを目指しているのかもしれないが現状は
機関車のアドレスを返すだけかもしれない。

そして重要なのはMärklinのコマンドステーションにあたるCentral Stationは
DCCのコントロールにも対応している。
今年Central Station3が出るそうで実際のタッチパネルの動作がどの程度か楽しみ。

Littfinski Daten Technik www.ldt-infocenter.com
ターンテーブルデコーダやフィードバックモジュールを扱う。
RocoのフィードバックモジュールをContact Track化できる製品もある。

その他の国々--------------

Digitrax www.digitrax.com
日本人ならはずせないアメリカDigitraxは強力なコマンドステーションの他
DCCアクセサリーも充実していてDigitraxだけですべてが解決する。
ただLenzの時も書いたけどRocoやESU、Märklinのように時代にあった
インターフェースが標準であればと個人的には思う。

DigitraxはKATOが積極的に国内へ流通させていて、日本語マニュアルも充実。
KATOのホビーセンターでは改造や相談も受け付けている模様。
おそらく日本で一番DCC環境にやさしく入りやすいシステム。
英語が苦手ならば間違いなくKATO経由のDigitraxが良い。

私が持っているDigitrax/KATO製品はデコーダのみだけど、安いし物も大変良いし
何より量販店で買えるのが良い。ただKATOはNEM規格にもあわせて欲しい。
コネクタ共通化するだけでもDCCがやりやすくなるだろうに。
海外輸出用はNEM651つけてるのになぜ差別化するのだろうか。

Digikeijs www.digikeijs.com
オランダのDigikeijsは最近自分が大注目してる会社。
かゆいところに手が届くDCC関連製品が多く、同じフィードバックモジュールでも
バスのタイプ別に用意されていたりするので多種多様なコマンドステーションに
そのまま対応できる。もちろんDigikeijs自身もコマンドステーションを出している。
先日CAD画像だったけどボリュームのついたコマンドステーションも開発中と
発表された。

NCEとMRC www.ncedcc.com www.modelrectifier.com
アメリカのDCC関連メーカーNCEとMRCは一緒にしちゃったけど書く事ないだけ。
良くアメリカの方のYoutubeを見ていると両社がDigitraxと並んで良く出てくるので
たぶんアメリカでは一般的なんだと思う。
Model Railroader Magazineにも良く広告がでている。

Tam Valley Depot www.tamvalleydepot.com
アメリカのすごく小さな会社で、Youtubeでレイアウト製作を公開してる
アメリカの方を見ると良く出てくる名前なのでDCC開始当初から調べていた。
結果Frog Juicerはとても良い事がわかった。DigitraxのAR1は不具合も
あるなんて聞いていたけどFrog Juicerは今の所一度もエラーになった事はない。
ただこのTam Valley Depotさん、個人なのか在庫は抱えていない。
自分が注文した時、ちょうどModel Railroader Magazineで取り上げられてた
みたいで注文が殺到し、結局18日もかかった。けど満足。
Hex Frog Juicerを現在使用中。

他にアクセサリーブースタやポイントマシン、簡易自動シャトル運転の出来る
コマンドステーションを扱っている。

DCC Concepts www.dccconcepts.com
DCC Conceptsはオーストラリア(カンガルーの方!)の会社で
Cobaltシリーズが有名、スローアクションポイントマシンとしてはTortoiseと
並んでよく見るかもしれない。
しかし自分はそういう認識のみでまさかポイントデコーダー単体を作ってるとは
知らなかった。
フログへの給電端子、LED用の端子、物理スイッチ用の端子がついたデコーダ
DCD-ADS8FXを現在使用中。

SPROG www.sprog-dcc.co.uk
イギリスのメーカー、低価格でコンパクトなDCCプログラマーを扱っている。
DCCプログラマーと言ってもJMRIなどソフトウェアからコントロールできるので
普通にDCCコマンドステーションとして機能する。
SPROG II が12V-15V対応の標準機でわずか45英ポンド。
SPROG 3が12V-18V対応でコマンドステーション向きだが機能はIIと一緒。
SBOOST 2.5がブースター。
S-NanoがUSB直結のSPROG、USBパワーなので5Vだと思われるので
使用用途が限られる。
私は現在SPROG II を使用してJMRI専用環境を作っている。

Bachrus Inc www.bachrus.com
カナダのメーカーで、Running StandやSpeedometerを扱う。
私も使っていてSPROGとあわせるとJMRIで自動で速度が計測できて便利。
なかなかNゲージでSpeed Matchingをやっている人はいないので情報不足だが
何とかこれで速度をあわせている。

ECKONとBerko 公式HP不明
イギリスの信号機のみ作っているメーカー達、詳細は不明だけど種類が多い。

Circuitron www.circuitron.com
アメリカのメーカーでスローアクションポイントマシンで有名なTortoiseを扱う。

DCC Specialties www.dccspecialties.com
アメリカのメーカーで、電圧の測定などができるRAMPMETERがおそらく一番有名。
他にサーキットブレーカーやフィードバックモジュールを扱う。

Gaugemaster www.gaugemaster.com
イギリスの鉄道模型専門店だがオリジナルのデコーダーやコマンドステーションなども
扱っている。

Harman DCC signalist.co.uk
イギリスの信号機用モジュールを作っている。UK、USタイプの信号が制御できる模様。

Train Tech www.train-tech.com
イギリスの信号機を主に扱うメーカー、アクセサリーデコーダなども扱っている。

BLOCKsignalling www.blocksignalling.co.uk
DCやDCC向けの自動化やセンサーを主に扱っているイギリスのメーカー。
扱っている販売店がほとんどないにもかかわらず取り扱い製品の幅の広さがすごい。

日本--------------

Desktop Station desktopstation.net
開発者ご本人である「やあさん(Yaasan)」様からコメント頂いたので加筆、修正しました。 16.06.13修正

日本の方で低価格コマンドステーションなどを扱っている。基盤の頒布なども行っている
ので他のメーカーとは違うかもしれないがご紹介。
ソフトウェアも積極的に開発しているようで100%日本製DCC環境が作れる。

メインであるDesktop Stationにはボタンやボリュームがついているので本体である程度
操作でき、4Aという大電流が利点。
ソフトウェアを組み合わせると他の高級コマンドステーションを遥かに上回る性能が
低価格で手に入るし、拡張性の高さもすごい。

自分はMint缶 DCCコントローラが欲しいと思った時があったのだけど、すでに
完成品は在庫がなくあきらめた。
そしてこのMint缶 DCCコントローラは最新版でかなりのバージョンアップが行われたようで
「アナログ車両運転、ポイント操作とCV書込み」が追加されたとの事。
おそらく小型コマンドステーションでは世界初な多機能っぷりじゃないだろうか。

他に似ている小型コマンドステーションは
Tam Valley DepotのDCC Train Shuttleも電源付きで79.95USD。
こちらもPCなしで本体のみで操作可能、むしろPC接続は単体でできず。
BLOCKsignallingのDCC Shuttle SDCC1も同じ感じで39.99 GBP。
低価格DCCコマンドステーションも種類が豊富で良い感じ。

Web Nucky HPは検索してください。
さまざまなDCC関連を扱っていて基盤の頒布が基本。
低価格ワンコインデコーダというのはDCC関連を検索すると必ずヒットするほど。
NMRA Manufacturer IDを取得されているが法人かどうかは不明。
(特定商取引に関する法律に基づく表示に記載なし)

SPROGやTam Valley Depotも似た個人開発者だと思うのだけど、やはりこうした
活動は応援したい。基盤へのハンダ付けは自分には無理だけど。

永末システム事務所 www.snjpn.com
永末システムさんを書くのを忘れていた。
赤い箱という名で有名なデコーダプログラマを扱う、これも普通にコマンドステーション
として動作するし、専用ソフトもあるもよう。
他にBoosterや電圧計測デコーダなどアメリカのDCC Specialtiesに似た製品を扱うが
何よりもデコーダの豊富さがすごい。

-------
他にもたくさんあるので随時思い出したら追加していくかもしれない。

DCCの自動化へ向けてのメモ [DCC いろいろ]

ほんとにメモ。

DCCで自動化と言うのはDCCやる方ならば行き着く所だと思いますが
自分ははじめた時は興味がなく、DCCで複数の機関車を制御、ポイントを制御
しかもタブレットやスマホで一括管理できるz21でいいや、なんていう
安易な考え方だった。

色々なコメントを頂いたりしているうちに結局興味がわいてきて、仕事のあいまに
調べまくる、というか現実逃避。
最初に自動化するための前提である在線検知について調べる。

まず調べるとやはり素晴らしいと思えるのがMärklin!のHO。
昔から変わらぬ独自の三線式を貫き、アナログ時代から自動化も進めてきた
のもあっておそらくノウハウも最強。
子供から大人まで遊べる事をアピールしているのも素晴らしい。
公式HPを見るとカテゴリー的に3歳から、6歳から、15歳からとある。
在線検知のセンサーは3通り。
Reed Switch 磁石で接点が動くタイプ
Circuit Track 集電シューが接触すると動くタイプ、進行方向も分かる
Contact Track 絶縁された閉塞区間をつくるタイプ
これらを使えばすぐにスターターセットにあるCentral Stationで自動化できる。
おまけに各種信号機を設置すると信号によって自動制御もできる。
ただし親爺ぃ様によるとヨーロッパの信号のため日本とは違うとの事。
Märklinは独自とはいえサードパーティ製品も数多く出ている。
DCCと規格は違えど考え方は同じなので各社両対応している事が多い。

では自分のDCC環境で在線検知するには何がいいのか。
z21のアクセサリーであるRocoの10787、これがフィードバックモジュール。
しかしこの10787はMärklinでいうCircuit TrackかReed Switchが必要になる。
Nゲージ担当であるFleischmannにリードスイッチ付きレールがあるが
手っ取り早くContact Trackでやりたい。
その場合10787をContact Track対応にするLittfinski DatenTechnik (LDT) 社の
GBM-8と言う製品もある。

調べると最近気になっているdigikeijsというオランダの会社がだしている
DR4088RBが10787互換かつ直接z21へR-BUSで接続可能。
しかもGBM-8なしにContact Trackで在線検出が可能。
さらに16チャンネルもあるのに59.95ユーロという激安価格。

ちなみにPecoでContact Track化するのも簡単でギャップを何箇所か設けて
あいだにモジュールを挟むだけ。

これで在線検知が出来たら次にJMRIなりで自動化という流れ。
まずはこのモジュールを手に入れてからになりそう。
だけど、やるのはまだまだ先・・・。

DCCについて色々 [DCC いろいろ]

先日ニコ動へアップした動画で「在線検知が」とコメントを頂いたり、
最近では親爺ぃ様のブログやコメントを見て興味がわいて来た自動化。
色々考えていたら、そもそもなんでDCCなのかと自問自答したりしてみる。

まず自分はDCCをはじめるきっかけが純粋というかシンプルで

・鉄道模型自体ほとんど初めての経験
・車両もこれから揃え始める段階
・レールもない
・そもそも鉄道に詳しくない、というか何も知らないに等しい
・今興味があるのが欧州の鉄道、特にドイツ語圏

という訳でハイテクっぽいDCCでいこうと決めた。
そしてDCCなら複数パワーパックを買う必要もないので同時運転するにも
これからはじめて行く人間にピッタリ。
ちなみにメルクリン/モトローラ式も魅力的だけど選ばなかったのは
HO広げるスペースがないと言う理由。

日本国内向けの製品でDCCを行おうとするといっきに敷居があがる。
まずTOMIXやKATOなど大手がDCCに消極的。
KATOはアメリカでの販売も盛んで、ヨーロッパではLemke等と提携している
のでDCC製品を作ったり扱ったりしている。
しかしコストの問題なのか日本車両のほとんどはDCCに対応していない。
対応していても独自のDCCフレンドリーというフワっとした製品をラインナップ。
欧米のNMRAとNEM規格にそったNEM651コネクターなどを装備しているのは
輸出向けで国内販売もしているものだけ、たぶん。サウンド付きもたぶんない?
KATOはポイントについてはアメリカで販売してるのもあってかDCC対応化しやすい。
TOMIXは完全選択式のポイントらしく大幅な加工なしにはできないのかな?

ニコ動のコメントにもあった価格の問題も書いておこうと思う。
自分はすべて直輸入してるので輸入屋さんからしたら半額かそれ以下で購入してる。
本当は国内で消費したいのだけどさすがに元の価格見てしまうと高すぎて買えない。
サポートはしっかりしてそうだけど。

とは言え国内製品からしたらそれでも高額。
国内製品は国内生産であってもとても安い。
これは思想の違いなのかな?
メルクリンは例外として、欧州販売店では14歳以上と書いてあったり。
おもちゃではありませんと書いてあったりする。
とても精巧に出来ていて、自分が最初に買ったFleischmannのTaurusを手に取った
時の感動は今でも忘れない。それまでTOMIXの車両を見てたせいかもしれない。
しかしそんなFleischmannも「え?プラスチックじゃん?」と馬鹿にされていたりする。
確かに真鍮製を目の前で見るとその差は歴然!見なかった事にします。

価格は例えば電気機関車のTaurusでDCC+サウンドなしで定価194ユーロ。
Lippeで買った場合175ユーロでVAT引いて147ユーロ。
(VATは付加価値税、消費税のようなもので輸入する場合免税)
現在、円高気味でだいたい18000円くらい、送料と輸入時にかかる税金や税関手数料で
1000~3000円と考えると2万超える!たかっ!
(ちなみに個人輸入の場合60%して1万以下は非課税)
DCC+サウンド付きは3万超えるじゃん!と思うのは当然。
だけど自分はそれに見合う価値があると思っちゃう。
手にとってじっくり見入ってしまう意匠。しかもレールにおけば音を出しながら動くとか。

国内の製品ももっと高くて豪華なプレミアムなモデルが蒸気機関車以外にもあっても
良いんじゃないのかな?って思うけど詳しくないのであまりいえない。
去年買った箱根登山鉄道たちも倍くらいの価格設定のモデルもラインナップして
プラスチックベースで良いから鉄製のパーツ多様してたら高くても買うのに。
まぁそんな無駄な事するほど需要もなさそうだしビジネス的じゃなさそう。

とはいえDIYで何とかする「のりしろ」と思えば良いのかも知れない。
もちろんこれも模型の楽しみでしょう。
それに対して欧州は購入時から展示レベル的な発想なのかもしれない。

良くわからない感じで脱線気味だけど自分のDCCにする理由はこうした色々が
重なっての結果。必然でもあったかもしれない。
あと忘れてはならないのは日本のパワーパックの一部が欧州のDCC対応アナログ車両に
不向きだと言う事をどこかで読んだ。どうも常点灯機能が良くないらしい。
去年購入したTaurusをDCC化した理由のひとつでもある。

仕事そっちのけで今計画している自動化についてや、HOの小規模レイアウトに
ついても書こうかと思ったけど長くなったので今度。

PECOのDCC化関連の整理 [DCC いろいろ]

過去に書いたブログの記事は間違っていたり勘違いしてたりと
初心者ならではな感じなので今一度整理してみる事にした。
まぁ、今でも初心者なのでそんなに変わりないかもですが・・・。
とは言え元記事をリンクにしてここでアップデートして行こうと思う。
Youtubeを大量に埋め込んでいるので別ページにしました。

続きを読む


BR52のサウンド調整メモ [DCC いろいろ]

BR52が最高速度が70kmくらいだったのでSPROGとJMRIで調整。
設定を変えるとモーター的に140kmが限界だったので、それにあわせて
Speed Tableを調整。

ついでにサウンドボリュームとドラフト音を速度にあわせて調整。
現実とは違うかもしれないけど、スケールスピードに対してドラフト音のサイクルを
もう少しゆるめたかったので調整してみた。

気に入るまで何度も調整すると思うのでどこをいじるのかメモ。
ZimoDecoder_SoundFunction.jpg

さらにRh1116偉人Taurusがうるさかったのでボリュームを下げた。
基本CV266が全体のボリュームの値。

Speed Matching その2 [DCC いろいろ]

SPROG II v3とMTS-DCC Speedometerを使ってみる。
160508A_0000.jpg

どちらもドライバが署名なしなのでWindows8以降ではインストールに少々手間がかかる。
けど簡単、スタートアップ設定で「ドライバ署名の強制を無効にする」をすればOK。

そしてこんな感じでRunning Standも設置してみた。
160508A_0001.jpg

まずはサウンド付の1116偉人Taurusをやってみると結構良いラインを描いていたので
まっすぐになるように少しずつ調整してみた。BEMFはオフ。
160508A_0002.jpg

そしてマルチトラクション、重連をしたい1216Railjet Taurusの調整。
160508A_0003.jpg

しかし、なかなか動き出さなかったり、途中オンオフ繰り返してガックンガックン。
160508A_0006.jpg
Speedmeter見てもおかしな挙動がくっきり。
しかも最大速度が140kmと1116偉人Taurusより遅い。
普通に走らせてもかなり早い車両なのにどうもおかしい。
BEMFもオフにしている。

この後、USBポート変えてみたり、別のPCでやってみたりと色々やってみた。
結局不明で、デコーダを後付けした車両なのでデコーダのマニュアルを見て
CV64にファクトリーリセットがある事を発見して一応試してみた。
160508A_0005.jpg
リセットも3つあり、3point curveにしてみた。

するとSpeedometerはきれいなラインになった。
160508A_0008.jpg

しかし最高速度は遅いまま。
ためしにトラックだけSPROGからz21に切り替えてSpeedmeterで見ると。
なんと260km行く様子。
160508B_0000.jpg

という事はSPROGとデコーダの相性のようなものがあると言う事なのだろうか?
海外のフォーラムを巡って見るとドイツ語サイトにしかなかったけど、どうやら
FleischmannとHornbyの純正デコーダがSPROGかJMRIで問題がある様子。

試しに残りのFleischmannのBLS014とBR52も試すとBLSは1216Railjet Taurusと
デコーダが同じなのか似た現象だった。
BR52はJMRIの自動デコーダタイプ選択によるとZIMOのデコーダのOEMのようで
動きも1116偉人Taurus同様まともだった。

ちなみに1216同様後付けデコーダの車両もやってみた。
おもりだらけのメスファーツォイゲ君。デコーダはKATOのEM13。
160508A_0009.jpg

結果がこれ。
160508A_0010.jpg
とんでもない最高速度とともに美しいラインを描いた。
EM13は中身Digitraxかな?NMRA Manufacturer IDが129だった。

こう考えるとうちにあるデコーダでまともなのは
サウンド付FleischmannとFleischmann/ZIMOとKATO/Digitraxの3つ。

いろいろ勉強になるけどどうしたものか。
せっかくSPROGとSpeedometerで簡単セットアップ環境を作ったのに
相性問題があるのでは難しい。
海外のフォーラムを見ると全体的にデコーダはZIMOやLenz、Digitraxを
推奨してる気がした。
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