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また新ブログへ過去記事をコピーしてあります。
コメントへの返事はするのでお気軽にどうぞ。

Spur1 R1394カーブレールテストとカプラー [車両]

おそらくどこかのクラブにでも所属しなければネットを使っても知りたい事の
50%も知る事が出来ないSpur1関係の情報。

自分の場合は土日も関係ない仕事のスタイルや出不精な所もあって今の所
どこかのクラブへ所属するつもりはないので頑張って自分で解決。

そして昨日来たレールを仕事のあいまにテスト。
予想はしていたけどR1394mmカーブレールでは問題が山積みだった。
まずはBR18.478シリンダーから出ているロッドをテスト。
通常ではR2300mm以下は不可となっているけど実際はどうなのか。
170224A_0006.jpg
思い切り先輪にぶつかってる、走れなくはないけどずっとこすれているので
塗装がどんどん剥がれる。

結局R1080仕様に戻した。先輪の塗装が剥げてしまったのがわかる。
170224A_0007.jpg

ちなみにテンダーも密着しているので階段部分などが稼働して
急カーブを曲がれるようになっているけど、こちらも塗装が剥げそう。
170224A_0005.jpg
あとでテープなどを貼って保護しよう。

続いてAbteilwagenのカプラー問題。
元々MärklinのカプラーとKM1のカプラーではまったく違う事が分かっていたので
KM1デフォルトのスクリューカプラーに合わせてMärklin純正のスクリューカプラーも
買っていた。しかしこれもカーブがR2300になるとどこかに書いてあったので
たぶん意味はない。
170224A_0000.jpg

まずは交換から。デフォルトのカプラーはSpur Nのように台車へついている。
スクリューカプラーはボディにあるネジの部分につける。たぶん。
ちなみにマニュアルに書いていない。
170224A_0001.jpg

デフォルトのカプラーを外す時は台車自体を外す。
170224A_0002.jpg

マニュアルがないのでこのつけ方であっているかまったく分からないけど
一応スプリングで出入りするし丈夫についている。
170224A_0003.jpg

BR18.478と接続してみると見た目は素晴らしい!
本物と同様のスクリューカプラーは締め付ければバッファーを密着させる事もできる。
カーブレールがR2300稼げるならこれでいきたい!
170224A_0004.jpg

そのままR1394カーブに突入してみる。
直線から曲線部に差し掛かるだけでバッファーがここまでずれる。
170224A_0008.jpg

そのまますべて曲線部に入ると完全にバッファーがはずれる。
170224A_0009.jpg

そのままバックさせると当然こうなってしまう。
170224A_0010.jpg
これはバッファーロッキングと言って現実でも起こる問題。
Problems with buffers and chain
https://en.wikipedia.org/wiki/Buffers_and_chain_coupler#Buffer-locking

BR18.478についてきたKM1純正のDoppelhakenkupplungを検討。
Märklin純正カプラーとの比較。まったく互換性はない。
170224A_0011.jpg
Spur1のカプラーはNEMでも規格化されていないようで各社自由な感じ。

まずカプラー先端を交換できるか試す。もし交換できればKM1のカプラーを
もう一つ買えば済むけど、残念ながら無理だった。
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KM1のカプラーはスクリューカプラーの場所へつけるようなので試してみる。
170224A_0013.jpg
何も問題なくつける事ができたけどほとんど動かないのでスクリューカプラーと
自由度は変わらない気がする。

BR18.478の高さともまったく問題なさそうだけど、R1394は無理だろう。
170224A_0014.jpg

と言うわけでやる前から想像ついていたけどR1394は相当厳しかった。

そしてこれも買う前から調べていて知っていたけど、Märklin純正カプラーから
スクリューカプラーに接続するパーツを作っている人がいた。

しかし個人の方らしくメールして注文するようであきらめた。
見た感じ自分でも作れそうな気もするのでそのうちチャレンジしようと思う。
これならR1394も曲がれてバックも出来ると予想。
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KM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingen:詳細編 [車両]

うざいくらい続くKM1 BR18.478投稿シリーズ。
仕事も落ち着いたので今回はちゃんと写真を撮影してみた。

前回書いた破損の事もあってより詳細に見える写真を記録して置こうと
思い立ったけど、ここまで美しい機関車だと撮影そのものが楽しい。

まずは付属のパーツからつける事にした。
マニュアルを見ると交換パーツがいくつかある事がわかる。
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名称分からないけど最も目立つシリンダーの飛び出ている部分を交換してみる。
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単純に六角レンチで外れるようになっている。
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外れたパーツ。これも金属製。
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付けるパーツはこちら。長いロッドをそのままねじ込むタイプ。
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見ての通り先輪の真横にくるためマニュアルによると最小半径が
いっきにR2300になる。
カーブレールを買ったらまたR1080仕様に戻そうと思う。
170215A_0004.jpg

R2300でよければこのステップも差し替え可能だけど、最初からついている
短いステップの外し方がわからず断念した。
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そして写真撮影開始、きれいに撮れるように努力してみた。
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何人か興味のない人にも見せたけど、HOやNにくらべて驚き方が全然違った。

いくつか寄りも撮影。
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KM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingen:破損編 [車両]

先ほど久しぶりにz21をつけたらIPアドレスがリセットされていた。
ファームウェアリセットの方法もわからないのに一体何が起きたんだろうか?
自動的に再起動するとも思えないけど、謎すぎて気持ち悪い。
すぐにポータブルルーターを接続して設定しなおした。

そして届いた翌日の話なので先週だけど、KM1 BR18.478が
さっそく破損したので記録。

スモークの成分であるパラフィンがテーブルにたっぷりとついていたので
ティッシュで拭き取っていたら、少しあたっただけでパーツが取れてしまった。
ポロッって感じだった。
170206A_0000.jpg
気を付けて拭いていたけどティッシュが少しあたっただけで取れるなんて
おそらくハンダ付けが甘いか元からゆるかったかもしれない。
反対側の同じパーツを触ると結構丈夫だった。

外れた箇所が最初分からなかったけど、届いた日に詳細に写真を撮っていた
ので現実と比較して発見。シリンダーから出ているパイプだった。
170206A_0001.jpg

バラすわけにもいかないのでレールを少しテーブルからだして下から作業。
ハンダ付けは無理なのでゴム系接着剤でつけた。
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修復痕は分からないくらいしっかりと直せた。
しかしこれでより注意深く扱う必要がわかった。
とは言え恐れていたら走らせられないので勉強と思って壊れたら直す事にする。
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仕事が落ち着いたら詳細写真を改めて撮り直すことにする。
こんな感じに出来るだけパンフォーカスで。
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もう一枚テスト撮影。もっと照明が必要だ。
170206A_0003.jpg

そしてトイフェアの話題、公式を見ると今年から日本でも
「シュピールヴァーレンメッセ」と読んでくださいとの事。

Märklinの製品と同じものを他社が同時期に発売する事があってOEM的な
ものなのかな?って思っていたけどどこにも書いていなくて分からなかった。
今年の「シュピールヴァーレンメッセ」のMSLレポートを見たらMärklinの
広報が普通に他社とのコラボレーションですとインタビューで答えていた。
やはりあれだけのラインナップをMärklin自身で揃えるのは難しいのだろう、
昔から行われてる事なのかもしれないけど、すごく良い事だと思った。

さらにESUがインタビューでBR103はここから日本やオーストラリアにまで
知れ渡っていてと言う言い方をしていて日本にも興味がある人がいる事を認識
していることがうかがえた。しかし日本がいかに遠い国なのかがわかる。

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KM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingen:テスト編 [車両]

昨日届いたKM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingenをいよいよ
レールに乗せてテストしてみる。

動画を撮影したので先に動画から。


この蒸気機関車はもと王立バイエルン邦有鉄道S3/6型の4536。
1918年製で最後の王立バイエルン邦有鉄道S3/6型になる。

製造はJ.A.MaffeiでJ.A.Maffeiもその後Kraussと合併しKrauss-Maffeiになり
Krauss-MaffeiがWegmannと合併しKrauss-Maffei Wegmannになり
Siemensに吸収され現在Siemens Krauss-Maffei Lokomotivenになった。
このS3/6は1116 1216 Taurusのおじいちゃん的存在。

ドイツ国営鉄道になってから型番が変わりBR18.478になった。
なぜこのKM1のモデルがS3/6の姿かたちなのにBR18.478なのかと言うと
ドイツ国営鉄道時代は黒と赤でディフレクタをつけていたけど引退後
ネルトリンゲンにあるバイエルン鉄道博物館に保存されS3/6カラーに戻され
車番もネルトリンゲンの3673に復元。
Märklinがスポンサーになって修復したりして、そのたびMärklinオリジナル
カラーにされたりしてカラーパターンは複数ある。
Märklin破綻後にバイエルン時代の深緑カラーに戻された。
(以上だいたいWikipediaより)

このKM1のモデルは王立バイエルン邦有鉄道最後のS3/6の
最新の姿という事になる。
もともとはランタンの数も二つでもう少し外装もシンプルだったようだ。
KM1はそのオリジナルの旧型も模型化している。
値段は一緒だったので自分は博物館仕様をチョイスした。
実は兄弟機であるバーデン大公国邦有鉄道IVh型のシリンダーが若干むっくりした
形も好きなんだけど、なぜかそちらはドイツ国鉄時代の18.3形の方が欲しい。
KM1は過去に模型化しているけどもう売っていない。

ここから動画を撮影するまでの作業の様子。
まずはベースから外す作業、怖いのでテンダーから。
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HOでも良くある裏からねじ止めしている。
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重いのでテーブルに乗せて少しずつ出して外した。
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レールに乗せると重さが良く分かる。
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こちらの方が重いので慎重に乗せた。
170205A_0005.jpg

車輪を固定している発泡スチロールを外すのが結構大変。
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とくにココ、何かを壊しそうなので慎重に外した。
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そしてまた大変なのがテンダーとつなぐドローバー部分。
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先にコネクターをつなぐ。
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上から見るとこんな感じで接続時に手を入れる余裕がない。
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ドローバーをかけるのに先の細いドライバーなどを使ってなんとかはめた。
170205A_0011.jpg
テンダーとのあいだはほとんどない。
幸い梯子部分や扉が稼働するので少しぶつけたくらいでは折れない。
そしてこれは急カーブも曲がれるようにするための工夫なのかもしれない。

スモークもテスト。
思った以上に入れて大丈夫だった。ただあっという間になくなる。
170205A_0012.jpg

動画撮影後のテーブルはこのようにオイルだらけ。
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Spur1 1/32、SpurHO 1/87、SpurN 1/160の比較。
170205A_0014.jpg

Spur1 1/32、SpurHO 1/87、SpurN 1/160の比較。
170205A_0015.jpg

正面から。そのうち同じBR18かs3/6を揃えたい。
170205A_0016.jpg

この160㎝の打ち合わせテーブルの上で動かすだけでも楽しい。
当然z21でも問題はまったくない。
しかしただ円を回るだけでもいいのでエンドレスにしたくなる。
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KM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingen:開封編 [車両]

結局買ってしまったKM1 BR18.478 ネルトリンゲン博物館仕様。
初の真鍮製モデル、初のSpur1(1番ゲージ)機関車、初の輸入申告。
去年末に出たばかりのおそらくKM1最初で最後のBR18.4シリーズ。

通関手続きについては昨日書いたエントリーを参照。
20万円を超える輸入物の通関手続き

感動のあまり写真撮りまくってしまい、とりあえず開封するだけにして
一度落ち着くことにした。今回も写真多め。

KM1はSpur1専門のメーカー。
KM1を扱っているネットショップは少なくて、ほとんど選択肢はない。
MärklinのSpur1は普通にHOを扱っていれば大丈夫なはず。
今回初めてのショップかつ高額な商品を買う事になったけど問い合わせの
レスポンス以外まったく問題はなかった。

今回購入したショップはこちら。
Modellbahn-Seyfried いろいろdanke schön!
プフォルツハイムにあるショップでSpur1を得意としているけど他のスケールもある。
Seyfried_MAP.jpg
1点をつけている人がいてコメントを読むと態度が悪かったらしい。
しかしほとんどの人が満足している様子。
実際Spur1関係のフォーラムをあさると、多くの人がここで購入している。
想像だけど一見さんお断り的な雰囲気があるのかもしれない。
それはそれで良い。

自分がここへ注文したのは1月3日。
最初は在庫切れでメーカー発注だったNEMバージョンをオーダーし
そのままPaypalで決済した。
まだまだお店もメーカーも本格稼働してないだろうと思っていたけど1週間
たっても何も連絡がないので、次に問い合わせたのが11日。
その時にメーカー在庫もないのだろうと判断してショップ在庫のある
FSバージョンに変更依頼。するとすぐに返信があって差額などのInvoiceが来る。
Spur1系のフォーラムでメールで問い合わせるとディスカウントしてくれる
と言うのを読んでいたのでディスカウント出来るか問い合わせると即無理と
言われてしまった。
さらに1週間何も連絡がないので19日に出荷はいつか?出荷していたら
トラッキングナンバー教えて欲しいと連絡すると、明日通関手続きをして
発送するよ、との事だった。
プフォルツハイムの明日は長く25日になってようやく発送された。
ドイツでの通関手続きが大変だったのかもしれない。

ここでいつものトラッキング情報から。
DHL_seyfried.jpg
発送から約10日ほどで到着。
国内通関手続きについては昨日書いたエントリーを参照。
20万円を超える輸入物の通関手続き

通関手数料はペイジーで支払い済みなので荷物はそのまま受け取るだけだった。
箱はかなりしっかりとしている。そして大きさからは想像出来ないほど重い。
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DHLの情報を見ると18㎏になっていた。
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添付のInvoiceを見て間違いがないか確認。
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これだけ高額になるとPaypal手数料だけで139.41EUR。
送料とショップの通関手数料で160EUR。ただしすべて保険があるので安心。

箱を開けた所。箱 in 箱ではないけどダンボールは二重。
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上のダンボールをどけると封筒と何やら分厚い冊子。
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封筒はInvoice、冊子はKM1の2017/2018カタログだった。
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単体で買っても12EURする、これだけで結構読み応えがある写真集と言った感じ。
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あと発煙剤、オイルなのか何か不明。においはESUに近い。
そしてKM1製頼んだはずだけどショップ製のものになっていた。
中身同じだから!って事なのかもしれないけど一言欲しい。
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カタログに価格表とKISS BR98.7のSeyfriedオリジナルモデルの注文書
が挟まっていた。ロゴはダサいがどことなく漂う高級感。
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冊子、発煙剤をどけた所。発掘作業開始。
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KM1自体が箱 in 箱だった。
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左右にもダンボールのガードがありとても堅牢で素晴らしい。
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すべてを取り去った所。顔が書いてあるダンボールがかわいい。
余り物のダンボールだと思うけど、上下左右に入れる事で衝撃を吸収していた。
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緩衝材だけでこの量になった。すごい。
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メインの箱を見てみる。
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こちら側から開けるように指示されている。
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左上にはショップ名と開封してテストをしたと言うサインがあった。
170204A_0017.jpg

実は唯一ここにだけMade in Chinaと書いてある。
KM1は韓国だと思っていたけどKISS同様中国製造だった。
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開けると出しやすいようにビニールに包まれた化粧箱。
ここまでで箱 in 箱 in 箱。
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ずるずるっと出すけど、重いから二人でやった方が安心かもしれない。
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ビニールを取ると桜色のめちゃくちゃ硬い箱。
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蓋をあけるとマジックテープでとまった箱とマニュアル、手袋、アクセサリーなど。
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マニュアルにはSeyfriedのテストプロトコルに関する書類が入っていた。
検査項目になっていて2016.12.20に動作確認をしたのがわかる。
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発砲スチロールの箱を取り出したところ。
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あけると木のベースに取り付けられてるのが分かる。重いわけだ。
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木のベースに製造番号っぽいものがエンブレムっぽく貼ってある。
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袋をどけるとついに登場。そのまま博物館に展示できるレベルだとどこかで
読んだけど。ただただすごい。
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シリンダー付近のアップ。
J.A.MAFFEIのプレートもエンボスになっていておそらく金属で出来ている。
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動輪付近、このモデルの車輪はFinescaleなのでフランジが偉く細く見える。怖い。
車輪の塗装が若干剥げてる所があるけど、テスト走行で剥がれたのだろうか。
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運転室付近、カーテンも作られているしパイプも細かい。
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前方から、煙室のドアがパカパカと開くのでどうやって止めるのか。
何かフックやパチっと止まる物があるのか探したけどない。
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よくよく見たら現実と同じドア周囲の金具で止めるらしい。
こんな小さいものまで動くとは思わず・・・。
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こういうのも真鍮製ならではのギミックなんだろうか?

テンダーもオープン。
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スポンジと袋をどけると燃料に袋が。
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剥がそうとすると石炭部分だけはずれて中が出てきた。
ESU LokSound XL 4.1デコーダと恐ろしいほど大きいスピーカー。
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外れた石炭部分も良くある一体成型ではなくバラストのようにつぶつぶの集合で
ひとつぽろっと取れてしまった。すごい。
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もとに戻すとこんな感じ。
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どこをどう触ってベースから外したら良いのかわからず、Youtubeやフォーラム
などをこれから漁って探してみようと思う。
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KM1の製品にはClassic、Premium、Limitedとグレードがあって。
Classicだけダイキャストを多用したモデルで価格を抑えてある。
Premiumはハンドメイド真鍮製で細かい表現もされていて高価。
Limitedは名前の通り限定モデルで表現はPremiumと同じ。
このBR18.4はPremiumモデルになる。
高価とは言え価格は他のHOの真鍮製モデルと大差ない。むしろ安いかもしれない。

ひとまず開封編として終了。
BR18.4 ex.S3/6についてもあとで書こうと思う。
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ČD Railjet:バランスウェイトを仕込む [車両]

モジュールレイアウトがある程度完成した段階で複雑なポイントを高速で
走行するテストなどをしていた時に気になっていた問題。
ČD Railjetの制御車を先頭にすると若干ポイントで浮く感じがして、いつしか脱線する。

浮く原因はシューをつけた事だけどÖBB Railjetは大丈夫なので比較すると単純に
重量の違いなのがわかっていた。
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対策として制御車に鉛シートのおもりを入れていた。
ÖBB Railjetの室内灯標準モデルに搭載されている大型のキャパシタのある場所。
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その後問題はないけど、どうもプラスチック製の車体の軽さがポイントでのガタガタにも
影響しているような気がするのでやはり全体をもう少し重くしたい。
そこで最近これでいけるんじゃないかと思ったものを見つけたので入れてみる事に。

車のホイール用のバランスウェイト。
ホイールの内側に調整用に貼りつけてある金属のプレート。
170120A_0002.jpg

中身はこんな感じで、購入したものは5g x 12が粘着テープでまとめられていて
それが20組入っているもの。これ1箱で1.2kgもあるので持つとびっくりする。
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もちろん車体のスペースがあれば車両メーカーのスペアパーツのおもりを追加注文
すれば良いのだろうけど、こっちの方が手軽だし調整ができる。

試しに1両に1組60gを追加してみる事にした。
Railjetは客車だけで7両なので全体で420g増加。
170120A_0004.jpg
最初から入っているおもりの上にうまい事収まった。
制御車以外は測ると164g、全体で約2.5両分増加と言う事になる。

これだけでも結構ずっしりくるので良い感じ。
それでもきっとダイキャストや真鍮製からするとまだまだ軽いのだろう。
テスト走行は追々。
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発煙装置テスト [車両]

Märklin BR64の発煙装置組み込みは写真を撮っていなかったけど
今回Roco BR03への組み込みは写真を撮ってみたのでメモ。

さっそくBR03用に買ったRoco 40160発煙装置。
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調べるとSeutheと言う会社が発煙装置で有名だそうで、おそらくRocoもMärklinも
SeutheのOEMだと思われる。

デフォルトの煙突を外した所。
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基板のバリが邪魔して発煙装置が入らなかったのでヤスリで削った。
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Märklinと違いプラスチック製なので溶けないのか心配になるけど、そもそも
発煙装置は中心部分のヒーターしか熱くならない。

説明書によるとBR03の煙突部分は初めからある1を外して4と言う突然出てきた
パーツに置き換えるらしい。4って何!
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付属のパーツにそれらしきものがあったので自分で組み立ててみる。
170118A_0004.jpg

実際BR03がそうなのかリサーチ不足だけど、交換しないと発煙装置が隠れない
と言う事らしい。標準より少し背の高い煙突になった。
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動画にもしたけど良い感じで発煙した。BR64よりも扱いやすい。
170118A_0006.jpg

ちなみにオイルはこちら、ESUの方を使った。
Märklinも良いけど匂いがESUの方がいい。味付けされてる。
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煙突付近は多少オイルで汚れるけどBR64よりだいぶまし。
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ESUのMRCE Gravitaはどうもオイルがどこかで漏れてしまうのか床下からたまに
煙が出てしまう。じつはそういう機能なのかもしれないけど。
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あれこれやってるうちにパーツとパーツの隙間からオイルがにじみ出てきてしまった。
もちろんあとで中性洗剤で落とした。
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ESUで慌ててはいけないのは6分で自動停止すると言う事、でないな?おかしいな?と
思ってつぎ足したりするとこういう事になる。

BR64はとにかくまっすぐに煙が出るのに最初苦労して、なぜかは分からないけど
中心のヒーターの線をまっすぐにしたら良くなった気がする。
購入時に斜めになっている方がおかしい事にRocoの発煙装置を見て気付いた。

BR64はオイルまみれになってしまったのでボディを外して中性洗剤と
筆を使って慎重に洗った。
170118A_0011.jpg

ちょっとテカりが残ってるけどきれいになる。
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発煙テストをまとめた動画。


煙が出ると楽しいけど、ちょっと面倒。
イギリスの小さなショップの水溶性の液体を今度買って見るかもしれない。
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Märklin BR64とESU GravitaとV200のテスト走行 [車両]

BR64がまともにダブルスリップを走行できなかった問題を解決。
シューはいったん元へ戻しダブルスリップのセンターレールの塗装を剥がす方法にした。

少し塗装が剥げるくらいではなく思ったよりも削る事で普通に集電できるようになった。
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ダブルスリップのセンターレールの直線部分に1ヵ所プラスチックのダミーがあるけど
これは何のために存在するんだろうか?

しかし、標準のシューの状態だとどこかにひっかかる事があるので1枚だけ銅箔テープで
コーティングしたらスムーズに走るようになった。
170116A_0001.jpg

BR64とESUのGravitaとV200でテスト走行した動画。


あとスモークジェネレーターを搭載してみた。少しだけ発煙オイルを入れると煙が出る
けどすぐになくなってしまう。たくさん入れると出なくなる。難しい。
あと不完全燃焼させてるからか空気清浄機がすごい勢いで回り始める。
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Märklin 58026 Preußisches Personenwagen-Setが届く [車両]

Märklin 58026 Preußisches Personenwagen-Setと細かいものが届く。
いつしかプロイセンタイプのコンパートメントであるAbteilwagenが
欲しいなと思いつつ、2軸や3軸ではなく台車タイプのHOがなかなかない。
しばらく前にBrawaやFleischmannから出ていたようだけどブレーキマン
付きはもう売っていない。

そこでMärklinのOne-time seriesのAbteilwagenセットがある事に気付いて
買って見る事にした、ゲージが違うけど。
ちなみにOne-Timeと言いつつ2011年から2017年でもカタログモデル。
ゲージのせいかOne-Timeでもなかなか在庫がはけないらしい。

あと今回Lippeが去年開始したMSLプレミアムに加入して10%オフ権を
使用したのでかなり安く購入できた。
プレミアム価格で購入出来るのは年1回、1アイテムのみで注文時にコメントに
どれを割り引くか記入する必要がある。
あとプレミアムメンバーはボーナスポイントが加算されるので買えば買うほどお得。

トラッキングから。
Lippe.jpg
いつもの人ではなかったので危うく持ち帰られる所だった。

過去最大の大きさ、計ったら110cm x 50cm x 50cmあった。
参考までにLippeでこの大きさだと77.33EURハンドリングと送料がかかる。
170111A_0000.jpg

この大きさでも箱 in 箱でぎゅうぎゅう詰め。
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出すのも一苦労する大きさ。
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さらに中。
170111A_0003.jpg

梱包材をどけると、またもぎゅうぎゅう詰め。
こうやってみるとほとんど緩衝材がない!
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去年12/29に来たMärklin 42615 Personenwagenset Blauer Enzianの箱と比較。
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4両セットとはいえ大きすぎるのでひとつの箱ではなくバラバラに入っている。
上の2両を取り出したところ。梱包の仕方が芸術的。
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すべてを出した所、細かいものはRocoのショートシューや発煙オイル
スモークジェネレーター、Spur1レールなど。
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試しに1両だけ出してみる、初のSpur1。でかっ!
とは言え外箱の1/5くらいか。
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試しにテスト中のモジュールに乗せてHOのMRCE Gravitaと比較。
全長580mmのAbteilwagen1,2等車。美しい!!
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KM1には程遠いけど価格の割に室内も頑張っている。
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室内灯付きなはずだけど通電してもつかないのでマニュアルを見てみると
なんとデコーダーが各車搭載されている事が判明。すごい!
そう考えるとかなり安いと思う。
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全室つけてみた所。トイレも全部ついてる。
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色合いも良いし室内の雰囲気がまた一段と素晴らしい。棚やカーテン自作しようかな。
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もう少し違うアングルで。室内の扉もしっかり作られてる。さすが1/32。
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ファンクションで室内灯をつける場所が選べた。
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全室別々に制御できるからこんな事も。
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トイレだけ。
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改めて全室。
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これだけで楽しい!(ESUの室内灯でも出来るけど)
もちろん今の所走らせられないし、飾るだけになってしまうけど機関車は購入予定。
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ちなみにSpur1、日本では1番ゲージと言われているこのスケールモデルは
ヨーロッパで1/32、軌間45mm。HOの2.7倍にもなる。
もともと鉄道模型が誕生した当初からあった大きさで小さいものが作れるように
技術が進歩して衰退していった。
ちなみに同じ軌間のGゲージは1/22.5でSpur2のナローゲージになる。

大型ゲージも調べると何かと面白い。
Gゲージも安くて屋外仕様があるので楽しそう。
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Märklin BR64の集電問題 [車両]

昨日完成したモジュールの一つでBR64がうまく動かない問題をなんとか解決。
MRCE Gravitaは何度か走行させたら問題なくなった。何だったんだろう。

まずMärklinの動力車自体はじめてだったのでこんなにシューが大きいとは思わなかった。
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そしてこのシューだとMärklin 2275 DKW ダブルスリップのセンターフログの
センターレールをまたいでしまい無通電区間が一瞬ある事がわかった。
これK-Gleisの人みなさん同じ問題抱えてるんじゃないのか?と思い調べてみると
結構検索にヒットする。
解決策は色々でシューを変える、センターレールの塗装を剥がす、などなど。

自分はシューを変える方法を考えたけどMärklin自身ショートシューあるのだろうか
いくつかオプションのシューがあるけど長さが書いていないのでわからない。
そこでこの長いシューを使ってショートシューもどきを作る事にした。

方法は単純で中央部分を盛って中央部分に接点を集中させる作戦。
片側粘着になっている銅箔を貼ってみた。
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ただこの写真の状態だとセンターレールにひっかかり進まない。

長めの銅箔テープを作る。
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これを単純にさきほどの銅箔テープの上にさらに貼って山をスムーズにする。
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しかし解決しない、そもそも山が0.1mmくらいなので意味ないのかも。

ここでちょっと考えを変えてMärklinのシューをよく見てみるとESUのシューと
集電の仕方が同じ事に気付いた。
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比べるとこんなにも長さが違う。

ただESUのシューはとめる爪がないので両面テープを使ってとりあえず実験。
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しかし問題の箇所はクリアしたけど別の場所でまた問題が発生した。

と言うわけでまた元の作戦に戻って銅箔テープを厚めに貼ってみることにした。
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段々にして重ね合わせた上をさらになだらかに。
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しかし、厚く貼り過ぎたのか今度はまったく集電しなくなってしまった。
テスターでチェックすると通電はしていた。

抵抗の問題?良く分からないけどシューのバネ部分ともテープで接続してみた。
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これでようやく全ポイントを問題なく走行できるようになった。
しかしMärklinの動力車買うたびにこれでは面倒だ。
あとで爪のありそうなショートシューを探してみよう。
もしくはRocoのショートシューを試すかもしれない。
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