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DCCについて色々 [DCC いろいろ]

先日ニコ動へアップした動画で「在線検知が」とコメントを頂いたり、
最近では親爺ぃ様のブログやコメントを見て興味がわいて来た自動化。
色々考えていたら、そもそもなんでDCCなのかと自問自答したりしてみる。

まず自分はDCCをはじめるきっかけが純粋というかシンプルで

・鉄道模型自体ほとんど初めての経験
・車両もこれから揃え始める段階
・レールもない
・そもそも鉄道に詳しくない、というか何も知らないに等しい
・今興味があるのが欧州の鉄道、特にドイツ語圏

という訳でハイテクっぽいDCCでいこうと決めた。
そしてDCCなら複数パワーパックを買う必要もないので同時運転するにも
これからはじめて行く人間にピッタリ。
ちなみにメルクリン/モトローラ式も魅力的だけど選ばなかったのは
HO広げるスペースがないと言う理由。

日本国内向けの製品でDCCを行おうとするといっきに敷居があがる。
まずTOMIXやKATOなど大手がDCCに消極的。
KATOはアメリカでの販売も盛んで、ヨーロッパではLemke等と提携している
のでDCC製品を作ったり扱ったりしている。
しかしコストの問題なのか日本車両のほとんどはDCCに対応していない。
対応していても独自のDCCフレンドリーというフワっとした製品をラインナップ。
欧米のNMRAとNEM規格にそったNEM651コネクターなどを装備しているのは
輸出向けで国内販売もしているものだけ、たぶん。サウンド付きもたぶんない?
KATOはポイントについてはアメリカで販売してるのもあってかDCC対応化しやすい。
TOMIXは完全選択式のポイントらしく大幅な加工なしにはできないのかな?

ニコ動のコメントにもあった価格の問題も書いておこうと思う。
自分はすべて直輸入してるので輸入屋さんからしたら半額かそれ以下で購入してる。
本当は国内で消費したいのだけどさすがに元の価格見てしまうと高すぎて買えない。
サポートはしっかりしてそうだけど。

とは言え国内製品からしたらそれでも高額。
国内製品は国内生産であってもとても安い。
これは思想の違いなのかな?
メルクリンは例外として、欧州販売店では14歳以上と書いてあったり。
おもちゃではありませんと書いてあったりする。
とても精巧に出来ていて、自分が最初に買ったFleischmannのTaurusを手に取った
時の感動は今でも忘れない。それまでTOMIXの車両を見てたせいかもしれない。
しかしそんなFleischmannも「え?プラスチックじゃん?」と馬鹿にされていたりする。
確かに真鍮製を目の前で見るとその差は歴然!見なかった事にします。

価格は例えば電気機関車のTaurusでDCC+サウンドなしで定価194ユーロ。
Lippeで買った場合175ユーロでVAT引いて147ユーロ。
(VATは付加価値税、消費税のようなもので輸入する場合免税)
現在、円高気味でだいたい18000円くらい、送料と輸入時にかかる税金や税関手数料で
1000~3000円と考えると2万超える!たかっ!
(ちなみに個人輸入の場合60%して1万以下は非課税)
DCC+サウンド付きは3万超えるじゃん!と思うのは当然。
だけど自分はそれに見合う価値があると思っちゃう。
手にとってじっくり見入ってしまう意匠。しかもレールにおけば音を出しながら動くとか。

国内の製品ももっと高くて豪華なプレミアムなモデルが蒸気機関車以外にもあっても
良いんじゃないのかな?って思うけど詳しくないのであまりいえない。
去年買った箱根登山鉄道たちも倍くらいの価格設定のモデルもラインナップして
プラスチックベースで良いから鉄製のパーツ多様してたら高くても買うのに。
まぁそんな無駄な事するほど需要もなさそうだしビジネス的じゃなさそう。

とはいえDIYで何とかする「のりしろ」と思えば良いのかも知れない。
もちろんこれも模型の楽しみでしょう。
それに対して欧州は購入時から展示レベル的な発想なのかもしれない。

良くわからない感じで脱線気味だけど自分のDCCにする理由はこうした色々が
重なっての結果。必然でもあったかもしれない。
あと忘れてはならないのは日本のパワーパックの一部が欧州のDCC対応アナログ車両に
不向きだと言う事をどこかで読んだ。どうも常点灯機能が良くないらしい。
去年購入したTaurusをDCC化した理由のひとつでもある。

仕事そっちのけで今計画している自動化についてや、HOの小規模レイアウトに
ついても書こうかと思ったけど長くなったので今度。

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